
雑誌「経理ウーマン」2017年1月号に、執筆記事が掲載されました。
経理に関するスキルアップのポイントについて7人の専門家がアドバイスを行う特集記事の中で、執筆を行いました。
テーマは「業務効率化スキル」です。
会社の競争力にもつながる「効率化」について、具体的取り組みの第一歩をまとめてみました。
この「経理ウーマン」という雑誌は、中小企業の経理担当者向けの雑誌ですが、バックオフィス業務全般のレベルアップに大変役立つ内容が多く、経営者にとってもおススメです。
今回、経理のスキルアップとして私がピックアップしたのが「業務効率化」。
近年のITの進化に伴い、経理業務を効率化できる余地は大きく広がってきています。
経理を始めとするバックオフィス業務については、直接商品やサービスの質に直結しないコストなので、効率化によるコストダウンを思い切って進めやすい分野です。
また、定型的で正確な処理が求められることも、ITを活用した効率化に最適と言えます。
諸外国と比べても、いつの間にか日本の企業の生産性が低くなってきています。
特に私も税理士として接することが多い、中小・零細企業に関しては、従来型の非効率な体制が根強く残っており、改革していくのはかなりのエネルギーが必要だなというのが実感です。
その分、いち早く効率化していく体制ができた会社の競争力は、大きく高まってきています。
税理士サービスを例にとってみても、従来型の顧問契約で年間60万円の費用がかかる税理士事務所が多く存在している中で、同等(又はそれ以上)のサービスを年間20万円で提供できる税理士事務所が競争力を持っていく。
これはとても自然な時代の流れだと思います。
効率化・生産性向上などにより、低価格・高品質なサービスが提供できる環境に変わってきたのなら、それに対応する取り組みは必要だと思います。
そんなことを考えながら、「業務効率化」についての記事を執筆してみました。
これからも当事務所の「低価格・高品質サービス」を進化させていくとともに、お客様の「業務効率化」の後押しに取り組んで行きたいと思います。
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