「神山プロジェクト」に学べ!自然豊かな山村で起業する選択

神山プロジェクト

人里離れた自然豊かな過疎の村で、若者の起業ブームがひそかに湧き起っている。

そういうと誰しも少しは興味を惹かれますよね。

 

それは、以前からメディアで頻繁に取り上げられ、存在がとても気になっていた、徳島県神山町。

神山町で生きる道を見つけた起業家たちの活動をまとめた書籍、「神山プロジェクト」を読みました。

 

徳島県神山町とは、徳島市内から車で約1時間ぐらいの山間部にあり、当然ながら少子高齢化、人口減少に悩まされてきました。

 

それが近年、名刺管理サービスのSansanがサテライトオフィスを開設するなど、ベンチャー企業の移転や、都会から移住して起業する若者などで、奇跡的な変貌を遂げています。

 

日本全体でみると、今後も人口は減り続け、過疎の村の多くは消滅していくことが予想されています。

そうなると、村は荒廃し、せっかくの自然豊かな環境や山林資源なども活かされなくなってしまいます。

 

都市部のみに人口が集中し、食料や燃料の大半を輸入で賄う。そんな社会が将来にわたって持続可能でしょうか?

 

何かのきっかけで資源を輸入できなくなったり、大幅な円安に見舞われたりするだけで、国民の生活が脅かされる事態に陥るでしょう。

 

それを少しでも和らげる手立てとして、やはり農村や山村などの活性化は重要だと感じます。

食料・水・エネルギーを少しでも自国で賄えるように。

 

神山町のように、何かのきっかけで企業や若者の移住が進み話題になると、それにつられて引き寄せられる人々は増えていきます。

一人で閉鎖的な農村に入ることは憚られても、先人の道ができれば気軽にチャレンジできるようになります。

 

同じようなポテンシャルを持った村は全国に山のようにあると思います。

近畿圏でも、町から車で30分~1時間でも走れば、いくらでも自然豊かな山村は広がっています。大阪や京都でも、市街から少し離れただけで、結構山だったりしますよね。

 

ITの発達した現代では、本来立地条件の制約は低くなるはずですから、自然豊かな環境でローコスト起業できるチャンスは大きくなっていると思います。

都会でくすぶっているぐらいなら、ちょっと面白そうな村があるから行ってみるか、と。それぐらいの気持ちでチャレンジできる気運になればいいなと思います。

現に神山町には、当てもなく放浪した結果たどり着いたという若者も多いようです。

 

もちろん都会に比べてメリットもあればデメリットもあります。

ただ正直思うのは、これから人口はどうしても減っていくのだから、

「街中に密集してないで、日本をもっと広々使おうよ!」ということです。

 

人それぞれ、自分が望む環境で働いていける世の中。

税理士としても、そんな活動を後押しできる仕事ができればなと、最近よく考えています。起業に興味のある方、ぜひお気軽にご相談くださいね。